もしも不登校の子がいたとして、「遊び」に夢中になっていたとしたら、くだらないと一蹴する前になぜ「それ」に夢中なのか考えるのもいいかもしれない。
不登校だったころ、毎日のように絵を描いていました。
不登校だった頃の話、毎日のように学校を休んでは絵を描いていました。
当時、家も学校も自分にとって気持ちを出せない場所だったので、絵を描くことや物語を考えることで、その中に自分の気持ちを出していたのだと思います。
親から見たら無駄なこと
親から見たら自分が絵を描いていることなんかは無駄なことで
ただ学校にも行かずに遊んでいるだけに見えたはずです。
学校に行かずにこの子は大丈夫なのか?と焦りと不安があったと思います。
「あなた、将来どうするの?」とよく聞かれました。
もしも不登校の子が夢中になっていることがあったら
学校に行かずにそんなことするなんて無駄!将来が不安!
と否定する前に何故、それに夢中になっているのかそれが好きなのかを
聞いてみるのもいいと思います。
もしかしたら
絵を描くことでその中に自分の好きな世界を表現できるからかもしれない
マンガを描くことで自分の考えを表現できるからかもしれない
ゲームで自分の好奇心を満たしているかもしれない
オンラインゲームなら、話しの合う誰かとつながっていたいのかもしれない
その夢中になっていることから外につながる何かが見つかるかもしれません。
夢中になっていることがその子の自己表現だった場合
むしろ夢中になっていることを否定することが、その子自信を否定することになって
自信を失い、余計に外とのつながりを難しくするかもしれません。
夢中になっていることをまず聞いてどういうところが楽しいのか、
なぜそこまで夢中になれるのかを聞くだけでも何かわかるかもしれないし、
受け入れられたと思うことで、外の世界でも生きやすくなるかもしれません。
本当に無駄か?はさておき…
絵を描いていたり絵以外でも演奏等で自分を表現をすることができることは
長所になりうると思います。
オンラインゲームだって世界中の人と交流するわけですから、
色んな人と交流するスキルはもっているはずです。
この長所を外の世界でも使うことができれば世界は変わるとおもいます。