料理を作って出すのではなく、調理方法を教えるようにイメージする。
必要とされないようにする。
こんにちは、ライクです。
突然ですが、誰かに必要とされると嬉しいですか?
僕は、嬉しいです。(^-^)
嬉しいですが、場合によっては、必要とされないように意識して動くことも必要だと感じています。
必要としていた人が急に退職された話。
以前勤めていた会社での出来事、上司が退職する際に、後任者にしっかりと引継ぎができていなくて、全体の業務が進まないどころか、混乱を招き大変な目にあったことがあります。
退職した上司はどちらかと言うと、自分でなんでもやってしまうタイプの方だったので、退職してから後任の方はやり方が全然わからないという状況に陥ってしまいました。
その状況を間近に見てたことと、混乱に巻き込まれて大変な経験をしてきたことで、心がけていることがあります。
必要とされない教え方を心がける。
心がけていること、それは誰かに何かを教えるときは、最終的に必要とされないようにすることです。
人は誰かに何かを教えるときに、必要とされることが嬉しくて「これは、僕がやっとくね」と自分でやってしまう場合や、そもそも教えるのがめんどくさくて自分でやってしまう、信用できないから自分でやってしまうなど、最終的には自分自身が必要な状況を作り上げてしまうことがあります。
そうなってしまうと、万が一自分になにかあった時や、他にやりたいことができてステップアップしたい時に、この場から離れられない状況になったり、僕が体験したように残された人がバタバタしてしまう環境をつくってしまいます。
そういう状況を作らないようにする方法が、自分が必要とされない状況を作ることです。
案外、人は求められると嬉しいものなので、ついつい無意識に教えられている側に手をかしてしまっていることがあります。
必要なのは、料理をすることではなく、調理方法を教える。
誰かに教える場合のイメージとしては、料理を提供するのではなく、調理方法を見せて教えるような感じです。
例えば料理をやったことがない人に、料理をそのまま出し続けていると、万が一何かの理由で、自分が料理を提供できなくなってしまった場合。提供されていた側は、調理方法を知らないので、美味しいご飯を食べられなくなります。
料理をそのまま出すのではなく、調理方法を教えておけば、何らかの理由で料理が出せなくなった場合に、自分たちで調理し食事をすることができます。
必要とされなくなれば、教えることが良い方向へ向いている状態かもしれない。
便りがないのが元気な証拠という様に、教えた後に必要とされなくなったときは、状況にもよりますが、教えることがうまくいっているはずです。
必要とされなくなるのは、なんだか寂しいような気もしますが、それでよいのです。
教えるときは、相手の1人前になった姿を想像する。
その想像した姿が逆説的にスタートになる。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
皆さんの日常が素晴らしい何かを得られる日々でありますように!
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