就職=永遠にとどまると考えるとツライよ
就職=永遠ではなくてもいい
自分の職場に、求職中の人を1人紹介できないか?という相談があった。
自分の勤めている会社は、ちょうど求人募集中だったので「紹介できますよ」と返答した。
すぐに求職中の当人に会ったのだが、どうも前向きに職を探しているという様子ではなかった。
目標を立てる
求職中の当人と1時間ばかり話をしてみた。
その当人は、二十代前半で男性だ。
専門学校を卒業後に一年以上、仕事についていないのだという。
なぜ仕事についていないのかは、的を得た答えは得られなかった。
ただ話すうちに、漠然とやりたい仕事はあるものの、すぐにできる仕事ではなくて、他の仕事に就くことで、やりたくないことをやらないといけなくなるからというのが就職をしていない理由の1つではないかと感じました。
やりたくない(興味がない)仕事を延々とやる。
そう考えると確かに恐怖を感じると思まいす。
そこで彼には、目標を立てて、その目標から逆算して仕事をしてみることを提案してみました。
目標から逆算することで、いま考えられる「ツライこと」が目標達成までに何回あるかを予想できます。
そうすることで、その「ツライこと」が永遠に続くような感覚がなくなり、頑張ってみようかなと思えるようになります。
過去の実体験
かくいう自分も昔は、引きこもりでした。
そんな自分が仕事につけた理由は、さまざまあります。
その1つがこの『逆算する』でした。
休学中の高校に復学するために学費が必要だった当時、仕事をしようと思えるまでに気持ちが立ち直っていた自分は、バイトをする場所が決まった時、学費が貯まるまでに、作業的に何回「ツライこと」があるかをバイトの内容から予測しました。
結果3回は職業的に忙しくツライ時期があることが予測できました。
そして回数を明確に予測すると「たったの3回か、3回なら何とか耐えられるかな」と思えました。気持ち的にも楽になりました。
もしも、仕事に就くことで「永遠に続く不幸感」「ツラさ」を感じたら、目標を立てて、そこから『逆算』し、恐怖や不安が起こりうる回数を明確にすることをオススメします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さんの日常が素晴らしい何かを得られる日々でありますように。