簡単だからあえてやらない。ながら行動で順位付けしてない？

 普段、YouTubeを観ながら料理します。

　こんにちは、ライクです。

　今回は、料理をしながら気になったことを書いていきます。

　僕は普段、料理をするときにYouTubeで音楽を流したり、動画を観ながら料理をします。皿洗いも同様です。

　しかし昨日は、晩御飯のあとにやりたいことがあったので料理を手早く済ませたく、YouTubeをつけることなく料理のみをしました。

　そこで、１つ思うことがありました。

ながら行動でいつの間にか行動に順位をつけている？

　普段、YouTubeで動画を観ながら、もしくは音楽を聴きながら料理をしているのですが、料理をするときに何か動画をながしてからでないとなんかやる気が起きない。

　料理＝（料理＋何か動画を観る）のセットで考えるようになっていました。

　そして、その料理をするという行動の中で動画を観ることの重要性がいつのまにやら増えてしいました。

　そうすると長い間、料理をやっていると…

　料理が面倒だから、楽しい動画を観ながら料理をする。

　僕の場合、料理は基本的には好きなほうですが、日々の生活の中でほぼ毎日やらないといけません。

　疲れているときなんかは、気乗りしないときとかあります、そんなときに動画で自分が楽しいと思える動画をみたりして動画に集中することで、料理をするという作業を乗り切ったりします。

　好きな動画を観ながら大変なことを乗り切る。これを長期的にやっていたからでしょうか、料理と動画視聴に自分の中で楽しい順位が付いていることに気が付きました。

１位動画視聴、２位料理という様にです。メインの行動の料理が２位です。

そして、料理に対してのイメージが大変なもの面倒なものに少しずつ切り替わっていることに気が付きました。

　料理をしながら動画視聴を最初に始めたきっかけは、料理しながら、耳は使っていないので音楽や、雑学系の動画を観ながら楽しい気分や、新しい発見を得たいという気持ちがきっかけでした。

　一言でいえばながら行動で、時間の有効活用をしようと思ったのです。

ながら行動で得られたもの。

　ながら行動で得られたものはというと、正直振り返るとほとんどないような気がします。

　音楽なら楽しい気分を得られていましたが、料理に集中していないので、料理が出来上がるのが遅かったり、場合によっては音楽をもう少し聴きたいから少しゆっくり料理したりして時間の浪費につながっていたり、雑学系の動画も料理に半分は意識を傾けているので、内容が所々入ってこない、結局あとで聞きなおしをする。

　料理、動画視聴どっちも中途半端になってしまうことが多いです。

　今この記事を書きながら、日々のながら料理で時間を無駄にしているように感じます。

動画視聴をやめて料理をしてみて。

　久しぶりに料理のみをやってみて普段との違いとして体感ではありますが、速く調理できたように感じました。

　そして野菜を包丁で切る音、特にニンジンですが、包丁をニンジンの片面から反対側へ通過させるとき、“スッ”っというニンジンに入っていく音、そして反対側へ包丁が通過してまな板へ“トンッ！”ハイタッチする音。そのまな板へと包丁が当たる音がリズムよく“トントントントン！”続く音は聞いていてとても気持ちがいいです。

　食材に火が通って湯気と共に香る良い匂いも料理のみに集中していると普段よりも香りを感じられているような気がしました。

　YouTubeの調理工程を配信している動画もありますが、BGMをつけていない動画もあります。調理中のいろいろな音が響いて出来上がる前から美味しそうと感じたりします。

　動画だと味覚はもちろん嗅覚では伝えられない部分もあるから視覚以外に聴覚を刺激して美味しさを表現しているのだと思います。

　僕の場合はその“美味しい音”を聞き逃していました。

簡単にながら行動はできる。

　スマホで動画を観ながら以外にも○○しながらという、ながら行動。（仕事風にいえばマルチタスクとでもいうのでしょうか）

　例えば、会話をしながらのLINEにきたメッセージを返信する、食事をしながらテレビを観る、運転をしながらラジオや音楽を聴く等々

　案外、ながら行動は普段やってしまっています。

　簡単に同時でやれることが結構あるんですね、両方をできているかはまた別の話だと思いますが。

　複数をやっている場合は、どちらかがおろそかになっているかもしれません。

ながら行動は悪いとはおもいません。

　しかし、僕はながら行動も悪いとは思いません。

　料理だって気乗りしないときがあります。楽しい音楽を聴きながら気分を上げながらやるのは楽しいですし。

　運転だってラジオが面白いと眠気が覚めて、居眠り運転防止になったりしてよかったりします。

　ながら行動も、１つの行動に集中することも、気分や場面で両方切り替えながらできれば、色んなことを再発見できるのではと思ったりします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。