人はいつも最善の行動をとっている。
バイトの高校生から得られたもの。
以前の仕事でのこと。
学校が休みの日には、高校生のバイトが出勤してくるのですが、高校生が出勤してくるのが楽しみでした。
高校生が出勤すると、職場がとても賑やかになって活気づくので、居るだけで自分も元気をもらえて頑張ることができました。
そして、高校生のバイトを見ているといつも思うことがありました。
自分は、高校生の頃、不登校だったうえに、通信制の高校に転入し、さらにその通信制高校を休学ました。
高校生で大人の輪の中に入って仕事をする高校生たちを見て、自分にはできなかったのにすごいな、えらいなと、高校生たちに尊敬の念を抱いていました。
また、繁忙期には、「高校生が頑張っているんだから、負けていられないな。」と対抗意識をもちつつ、頑張ることができました。
高校生バイトから得られたもの・・・
尊敬と対抗意識からくるモチベーションアップです。
バイトや進学のために勉強すること。不登校をすること。
バイトをする高校生、進学のための勉強に励む高校生、部活に青春をかけている高校生、そして不登校の高校生。
自分自身は不登校の高校生でした。
高校生のバイト達をみて自分の高校生時代をよく振り返っていましたが。
そこで、1つ気が付くことがありました。
あの時の自分は確かに最善だった。
バイトも、勉強も、部活だってできなかったけど、確かに自分は、悩みに向き合っていた。
向き合って、普通高から通信制の高校に学校を変えた。精神科に通院して立ち直ってバイトを始めた。
周りができることが基準である必要はない。
その時その時で、それぞれの向き合うことがある。
悩みに向き合ってその時にできる最善を尽くしていった結果が今の自分。
あの時の自分は「何もできない、自分はダメだ。」と考えていたけど、今の自分から見たら、昔の自分だって最善を尽くしていた。できることをやっていた。
できないと考えるってことは問題に向き合っている。
できないと考えるってことは、同時にどうすればできるようになるかも考えているってことだと思う。
できていなくても、できるように向き合っている。
それは、今の最善の行動『向き合うこと』をやっている。
今できなくても自分をせめる必要はない。
向き合って最善を尽くしているから。
頑張ろうと思った時点で頑張っている。少し肩の力を抜くぐらいがちょうどいい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。