なにか得る

日々『得ている』こと発見日記

引きこもりの終わりに、振り返る。引きこもりで得たものもある。もしも、引きこもらなかったら。

引きこもりの終わりに…

仕事をすることを決意してからの最初のカウンセリングで、

「仕事をすることにしたのですが、ただ、どこまでできるか心配なので、3か月後に、もう一回だけカウンセリングを受けさせてください。」とお願いしてカウンセリングは終えました。

 

精神科の先生は担当の先生が変わっていたのですが、「仕事に挑戦したい。」

「気持ち的にはかなり持ち直している。」ということを伝えました。

そして精神科の診察もカウンセリングと同じ、3か月後にもう一回診察を受けることになりました。

 

そして、3か月後に最後の診察と、カウンセリングを受けて終了しました。

 

引きこもり生活を終えて。

今からあの時を考えると、

旅のような(旅らしい旅なんてしたことがありませんが(笑))ものだったとおもいます。

日常ではあるのですが、日常ではなかったような。

これはこれでよかったかなと思えます。きっと、自分には必要な時間でした。

 

もしも引きこもらず耐えて学校に通っていたなら…

もしも、嫌だったこと、苦しかったことに耐えて、社会に出ていたなら、

人間嫌い、恐怖症に拍車がかかって、孤独な生活、人生を送っていたかもしれません。

人と関わりたいなんてまず、思わなかったと思います。

 

僕が引きこもりで得たもの

支えてくれる人、人のやさしさ、支えてもらえた経験。

再出発と、自分でいいんだと思えたこと、

自分も居場所を作れるという発見です。

 

引きこもりはゴールではなく、道のりであれば僕は必要な場合もあると思います。