引きこもりから仕事を始めて。1~2週間目。
仕事をはじめて
引きこもりから仕事を始めて、1~2週間は仕事をしているという状況に現実感がありませんでした。
ふと、気が抜けたりすると、
「あれ?なんでここにいるんだろう?」と何回も思いました。
元引きこもりだと周りは知っていた。
母親の職場にバイトで入ったので、管理職はもちろん、
何人かは自分が引きこもりだったと知っていました。
それは、自分も想定内だったので、おそらく、引きこもりだったことで何か言ってくる人はいるだろうと思っていました。
「お前、ニートだったんだって?」
ある日、新しい作業を教えてもらっていた時のこと、教えてもらっている人から
言われた一言、
「お前、ニートだったんだって?」
この一言を聞いて、ああ、やっぱりきたか、バカにするならしたらいい。
と思いながら、
「はい。」と返事をすると、
「そうか、でもお前はすごいよ、実はおれの息子もニートなんだ。」
と予想外の返答で驚いたことを覚えています。
「働いた後の飯はうまいだろ!」
エレベーターを待っていた時の事、社員さんの一人がきて
「どうだ、調子は!働いた後の飯はうまいだろ!」と
ニコニコしながら話しかけてきました。
何気ない会話でしたが、
当時の自分には受け入れてくれている気がしてうれしかったです。
周りは仕事を始めた自分を応援してくれている。
仕事を始めた自分に対して、周りの方たちは応援してくれる人がほとんどでした。
バカにされたり、見下されたりするだろうなと想定していましたが、
応援してくれることはまったく予想していませんでした。