振りカエル~デイケアに通う、救われた言葉~
デイケア、である日の事
デイケアで、ある日のこと、その日は公園に行って散策するという日程がありました。
いつも一緒に将棋を指している。おじいちゃん達も公園に行くということで、
自分も一緒に公園に行くことにしました。
公園で言われた一言
公園に着いたら各々、自由行動だったので、
いつも一緒に将棋を指しているおじいちゃんや、ほかの利用者さんと一緒に、
公園にあるストレッチ用のアスレチックを利用したり、公園内を散策しました。
その後、少し休憩していると、いつも一緒に将棋を指しているおじいちゃんの一人が、「ライク君あっちに行ってみよう」と声をかけてきました。
そのあとに言われた一言が自分の人生を変えるきっかけになりました。
「ライク君と一緒にいるとたのしいよ」
一緒にいると楽しいよと言われて、何か心の穴が埋まった感じがしました。
嬉しいというより、救われたような気持ちになりました。
学校でも家でも自分は必要ないと思っていた。
色々あって、家にも学校にも自分は必要ないと思っていたのですが、
この時に自分は、いても良いんだと思えました。
その時の一言で、自分がいて良いと言ってくれる人達がいるのなら、
その人達を信じて前に進んでみようと思いました。