「学校に行きなさい」は「なぜその仕事をしているのか?」という質問と似ている。
「なぜその仕事をしているのか?」
こんにちは、ライクです。
もしも「なぜその仕事をしているのか?」と聞かれたらどう答えるでしょうか?
「辛いけど、生活のため」
「誰かを幸せにできるから」
「なんとなく、理由はない」
「やりがいを感じるから」
人によって、今の仕事を選んだ理由は様々だと思います。
「学校に行きなさい」の「学校」ってなんでしょう?
僕は、中学校のころに“ほぼ不登校”でした。
毎日のように母親から「学校に行きなさい」と言われていました。
そう言われても、言う通りに行くことはほとんどありませんでした。
当時の僕にとって「学校」とは、『苦手な人間関係の中で過ごさないといけない場所』でした。
僕にとって学校とは、『苦痛を得る場所』でした。
では、母親にとって「学校」とはどういう場所でどういった意味合いをもっていたのか?
おそらく、『将来、困らない人生を送るための場所』で、母親自身はいわゆる良き青春を送った良い思い出のある場所だったのだと思います。
母親にとって学校とは、『良き将来と良き思い出が得られる場所』です。
僕の「学校」と母親の「学校」は読み方は同じでも、意味合いが違っていたのです。
「学校に行きなさい」の前に…
もしも、お子さんが不登校の場合、頭ごなしに「学校に行きなさい」と言う前に、「あなたにとって学校ってどんな所か教えてちょうだい」と、お子さんが「学校」にどんな意味合いを持っているかを確認する。
価値観の共有をすることが、不登校を脱する第一歩かもしれません。
ちなみに、僕は社会に出てから休学中だった通信制の高校に復学しました。
復学した理由の1つは、「学校というところに良いイメージがないので、まだ復学できるなら、学校生活を楽しんで良いイメージに変えたいから」でした。
復学後は毎週1日登校する必要があったのですが、その週1回はとても楽しく過ごすことができました。
今の僕のにとって「学校」という言葉がもつ意味合いは「楽しく過ごすこともできる場所」です。
言葉の意味合いは人それぞれ。
相手が同じ意味合いを持っているか知ることはとても大事です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
皆さんの日常が素晴らしい何かを得られる日々でありますように!