なにか得る

日々『得ている』こと発見日記

パチンコと親と子と

コロナ禍のニュースで思い出したこと

 去年のコロナ関連のニュースで、パチンコ店が話題になっていた時期がありましたね。その時に、思ったのは、密だとかよりも、このパチンコ店利用客の中に、子供を一緒に連れてきている人もいるのだろうかということでした。

 

 というのも、自分自身、小さい頃に親に連れらてパチンコ店によく行っていたからです。

 

 大人になって、パチンコ店に行ったことはないので、今がどうなのかわかりませんが、知り合いによると今のパチンコ店は店内禁煙で、たばこのにおいはあまりしないようです。

 

 自分が小さい頃に連れらて行っていたパチンコ店は、入り口からとても濃いたばこのにおいが漂っていました。

 

 パチンコ店で親がパチンコをしている間、何をするかというと、小さいフィギュアで1人で遊ぶのが主だったと記憶しています。

 

 ときどき、自分以外にも親に連れられてやってきた子と出会うことがあったので、そんなときは、その子たちと遊ぶこともありました。(もう何をして遊んだかは覚えていませんが)

 

 もう20年以上前の話しで、幼稚園の頃の話しなのでうろ覚えなところもあります。

 

 何も知らなくて、景品を勝手にもっていこうとして店員さんに怒られたこと。

 

 見たいテレビ番組があって、ちかくのガソリンスタンドで見ていたら、ガソリンスタンドの店員さんに怒られたこと。

 

 おそらく、冬にも行っていたと思うのですが、強烈に日差しが強かったこと、日差しに照らされされた駐車場の車のまぶしさ、アスファルトの熱を持ったにおい、うるさいと感じるほどのセミの声と、真夏の記憶が強く残っています。

 

 自分の場合は、車内に置き去りにされず、店内にも入れたので、まだよかったのかもしれません。

 

 パチンコをする目的は様々であると思います。(パチンコに限らずだとは思いますが)

 

 趣味、娯楽として、嫌なことから現実逃避するため、暇つぶし、依存。

 

 自分の親の場合は、家庭間の問題から、現実逃避に利用していたのだと思っています。

 

 もしも、自分の親と同じような境遇の方がいれば、根本的な解決策を模索するのをお勧めします。

 

 子供の人生をかけたギャンブルには、ハイリスクはあっても、ハイリターンは親子ともどもにないと実体験をもとに言えるからです。

 

 その子が、多感な時期に入るすこし先の未来に、その時の事実を突きつけるときが来るかもしれません。

 

 そうならないよう、表面上の傷の癒しではなく、深くまで入った痛みを取り除くことを願います。

 

 今も、自分のような子供がいるのだろうか。

 そうでないことを祈るばかりです。

 

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 皆さんの日常が素晴らしい日々でありますように。