なにか得る

日々『得ている』こと発見日記

映画『もののけ姫』を観てきました。

 再放映されている。ジブリ作品『もののけ姫』を観てきました。

 こんにちは、ライクです。

 前日、映画館で再放映されているジブリ作品から、『もののけ姫』を観てきました。

 結果から言うと、観てよかったです!

映像の画質を上回る良さが、ワクワクさせてくれる。

 『もののけ姫』の初の上映年は、調べてみると1997年だそうです。

 いまから23年も前なんですね!

 

 画質はさすがに23もの年月が経つと、少し粗さが見える箇所もありました。

 しかし、それを上回るものが多くあり、画質はあまり気になりませんでした。

登場人物の動く時の躍動感がすごかったです。

 躍動感の表現力がすごいです。

 もののけ姫であるサンが走るシーンなんかは、足の地面を蹴るチカラ強さが伝わってきます。

 森で育ったサンのたくましさが、走りや跳躍によく表れています。

 アシタカの相棒である、ヤックルの走りもすごく躍動感あって見ていて気持ちがいいです。

音も迫力があって臨場感がよく出ていました。

 特にこだまが、大勢で現われて、一斉に頭が「カラ、カラ」鳴るシーンは、本当にその場にいたら、きっとこの無数の「カラ、カラ」が聞こえるに違いないと思いました。

 その無数の「カラ、カラ」からその場にいるような感覚になりました。

 風景の雰囲気がよく描かれていて、視覚以外でも感じられる。

 風景が本当によく描かれていて、例えば、森なんかは、その森の湿度や匂いまで伝わってきたような錯覚に陥ります。

物語全体から考えさせられたこと。

 『もののけ姫』を鑑賞して考えさせられたことは、勝利とは善だけでは無いということです。

 

 作中では、森に住む神対人、人対人と、いくつか争いが繰り広げられています。

 争う理由は、自分の住む居場所を発展、守るため。

 

 どちらかが勝てば、どちらかが何かを失う。

 失うというよりも、勝った方に奪われるのです。 

 

 作中の争いの描写は生々しさがあります。

 その生々しさは、争いに勝つことで相手から何かを奪うということを、伝えているように感じました。

 

 味方にとって勝利は、善ですが、相手にとっては悪になってしまいます。

もう一つ考えさせられたこと。「生きろ」というキャッチコピー。

 もののけ姫のキャッチコピーは「生きろ」です。

 争って、誰かから何かを奪っている世界で、相手が生きることを願った言葉です。

 

 この「生きろ」という言葉からは、真の強さを感じます。

 

 自分の世界の発展や守る行動として、奪うという方法を選ぶことは、案外簡単な方法なのかもしれません。

 

 「生きろ」には「共に」が含まれていると思います。

 

 安易に奪う方法を取るのではなく、共に生きてお互いに発展、成長していく。

 共に生きるには、お互いが信頼し、相手のことを考えていかなければなりません。

 それには、曇りなき強さが必要です。 

 

 『もののけ姫』から得られたもの…

 共に生きる強さを持つことの大切さです。

 

 「生きろ」

 「共に生きよう」

 「そのほうが美しい」

 

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 皆さんの日常が素晴らしい何かを得られる日々でありますように!


『もののけ姫』 特報【6月26日(金)上映開始】

 

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