浮かんでは消える記憶
覚えている記憶と忘れている思い出
最近、父親との関係が以前より良くなってきているように思う。というのも、父親の抱えている問題が少しづつ解消されてきているからだ。
そんななか、不思議なことが起きた。
これまで、親に対しての嫌な記憶はよく頭に浮かんできていたのだが、良かった記憶といのが、浮かんでくるようになった。
いままで、思い出すことのなかった記憶がよみがえってくる。なぜかと考えるとやはり、問題の解消が大きい要因だと思う。
過去の記憶というのは、現在の状況で変わるというのを本で読んだことがあるが、本当らしい。
だとすると、過去のことが現在に影響を及ぼしているのではなく、現在が過去に影響を及ぼしているということになる。
あくまで、現在の問題を解消すれば、おのずと過去も変わる可能性があるのかもしれない。
現在に思い起こされる過去が嫌な思い出で、実は、記憶の深いところに良い思い出が沈んでいるとするなら、悲しいことのように思う。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
皆さんの日常が素晴らしい何かを得られる日々でありますように。