なにか得る

日々『得ている』こと発見日記

母校の卒業ゼミを観てきました。

母校の卒業ゼミを観てきました。

 今日は自分が卒業した通信制高校の卒業ゼミを観てきました。

 自分の通っていた通信制の高校は卒業前に自分の知りたいこと、興味のあることをグループまたは、個人で調べて保護者、後輩、そして一般の方へ向けて発表します。

 今回は自分の元職場にバイトで働いていた子たちが、卒業ゼミ発表を行うので観てきました。

 

それぞれの伝えたいが伝わってくる発表

 自分も卒業前に発表を行ったのですが、発表は時間の制約上、すべてを発表することができません。

 伝えたいことの中から、これは絶対に伝えたいというものを掘り起こして伝えるようにします。

 これが結構むずかしいです。

 

 グループでのゼミ発表の場合、発表テーマを元に、個別でテーマにもとづいたことをレポートにまとめます。(例えば、テーマをブログとしたら、Aさんは、ブログのルーツを調べる。Bさんは人気ブロガーの特徴を調べるといった感じ。)

 

 そうして、各グループ、みんなで調べたことに加え、個人で調べたことを盛り込んで発表内容を決めていきます。

 図式にするとこんな感じ。(発表内容=みんなで調べたこと+各々の調べたこと)

 

 この個人の調べたことを発表時間内に平等に配分することができればいいのですが、すごく難しいです。この配分調整で苦労します。

 

 しかし、今回の発表は結構まとまっているものもあって各グループの「これを伝えたい!」がしっかりつたわるゼミでした。

 

 元職場でバイトをしていた子達は高1の頃にバイトで入ってきました。

あの頃に比べ、雰囲気的にとても成長したなと感じました。

 この子たちのゼミ発表は将来の夢に関することも含まれていました。

 バイトに来ていた子の1人が発表の中で、

「将来は信頼される職人になりたいです。」

といっていたのを聞いて、高1の頃に何度か寝坊の連絡があり、たびたび叱ったことを思い出し、ちょっと心の中で笑ってしまいましたが、少しづつ変わっていったのも思い出し、きっとなれるよ頑張ってと心の中で応援しました。

 今日はこっそり見学にきたので、卒業式にでも、なにかできればいいかなとかんがえています。

 

自分が卒業ゼミで得られたもの。

 自分自身が卒業ゼミを行った時を思い返すと、卒業ゼミの楽しさは主体的に動き、自分の気になっていることを調べることにありました。

 このゼミ発表では、外部調査を行うことが決まっています。

 自分たちの場合は街頭アンケートを行いました。忘れられない良い思い出です。

 この主体的に調べる楽しさに気が付けたことは後々の仕事でとても役に立ちました。

 

今回のゼミ発表見学で得られたもの。

 今回の卒業ゼミを観て自分の好きなことを調べて、熱心に発表する高校生を見ていると、自分も頑張ろう!好きなことを好きと言えるようにしたい!と思えました。

 昔は持っていた感情も日常の中でいつの間にか、消えていたり、冷めてしまったりすることがあります。

 今回のゼミ発表見学ではそれをまた再発見できたように感じます。

 

 今回のゼミ発表見学で得たもの・・・

 好きなことへの情熱の大切さです。

 高校生に負けないくらい、好きなことに熱く向き合えたらいいなと思いました。