振りカエル~人は成長するというか成長している~
どうしたいか?
高校を休学してから精神科に通い始めた時のこと、精神科の先生から言われたことに衝撃をうけ、ハッとしたひと言があります。
「これからどうしたい?高校に復学したい?退学して仕事したい?」
仕事をするという選択
仕事をしたいかと聞かれたときに、「あ、自分て仕事できる年齢になっているんだ」と気づき驚きました。
そう、義務教育って中学校までなんですよね。
それは解っていたのですが、仕事をするという選択肢は自分の頭にはまるっきりない選択でした。
何故仕事をするという選択が頭になかったか?
まず、大多数の人が高校へ進学するのでそれが当たり前だと思い込んでいた。
次に、自分が働くということが可能な年齢になっていることに気づいていなかった。
一番の理由は後者の理由が大きいように思います。
「しなければならない」より「どうしたいか?」という選択をした。
これまで、学校に行かないといけないと思い込んでいたので、とても息苦しい日々になっていたことに気づきました。
学校に行くしか道がないと思い込んでいたから…
では仕事をするという選択肢が出てきたときにどうしたかというと、
仕事に就いたとして今の現状では継続は無理だとおもったこと、
今、やりたい仕事が想像できなかったことから
やはり学校に復学して、やり直し、自信をつけて次へ進みたいと思ったので、
「復学したい」でした。どうしたいかを聞かれるまでは「復学しなければならない」と思っていました。
「しなければならない」から「したい」という考えに変わった時、ほんの少し心が軽くなったのを覚えています。
気が付けば成長している
気が付いたらできることが増えているこがあります。
18歳になれば運転免許が取れるようになって、車で行動範囲を大幅に広めたり
様々な資格をとることもできます。
どこかで辛い出来事が起こって立ち止まってしまった時、そこで時が止まってしまった感覚になりますが、自然とできることが増えていることもある。
そう思った出来事でした。