なにか得る

日々『得ている』こと発見日記

全日本情報学習振興協会のパソコン技能検定Ⅱ種試験を受けて得たこと③二級試験

こんにちは、ライクです。

 

今日は全日本情報学習振興協会のパソコン技能検定Ⅱ種試験の2級を合格するまでの話です。

 

パソコン教室に通い始めてだいたい1か月半たった頃、エクセルでの関数やソート、グラフ作成などをできるようになり、ワードの文書内の表作成もできるようになりました。

模擬試験、過去問もたいていは、解けるようになっていました。間違いもほぼなくなっていました。

 

しかし、一つ大きな問題があったのです。それは、

制限時間をオーバーする

ということでした。

問題は解けるようになったけど、時間が足りないのです。

 

知識としては身についているのですが、キーボードの打ち込みの速度、正確な打ち込みがほとんど、できていなかったのです。

 

知識と技術は違うということをはっきりと認識した出来事でした。

 

知識は経験がなくても、理論的なものを覚えてしまえば何とかできるのですが、

技術は経験でしか得られない、行動して失敗や成功を何回も繰り返して、

経験して、また経験して、少しづつ磨かれていくもの。

そう感じました。

 

技術は、実績。

それならばどうするか、答えはすごくシンプルです。

ただひたすら繰り返し反復するしかない!

 

そう思ったので、仕事終わりはほとんどパソコン教室に通いつめました。

だいたい1日2時間から多い日で3時間

休みの日で可能な時は1日中。

 

すると、当初は制限時間30分オーバーだったのが20分、10分とどんどん

縮んでいきました。

最終的には過去問を60分の制限時間のうち50分から

55分ぐらいでできるようになっていました。

 

時間が縮んだ最大の理由は試験のパターンを把握してきたからです。

問題のキーボードの打ち込み間違いはこの時点で、ほんの少し良くなっているくらいでした。

 

50分で問題を全て解ければ、解いた問題を見返す時間があっていいのですが、

もしも、55分またはそれ以上時間がかかってしまうと問題を見返す時間がありません。

もっと早く打ち込まなければ、そう思って毎日通い続けて日にちがたち…

いよいよ、試験当日

~パソコン教室に通って約2か月~

通い始め当初よりは打ち込みも練習した分、良くなっていましたが、まだまだ

打ち間違いが多く、ブラインドタッチなんてとてもできません。

 

今回の試験で一番気を付けないといけないことは解っていました。

それは…

いかに打ち間違えないかです。

そしてそれには、時間を気にしないことが重要

ということ。

終了時間を気にすると、焦って打ち間違える

打ち間違えると、焦ってさらに間違えるという悪循環が発生するからです。

 

 

なので、作戦としては…

早く打ち、空いた時間で回答を読み返すのではなく、

正確に打ち、60分の時間をしっかり使って間違えないようにするように心がけました。

いよいよ試験開始!

 

まずは、エクセルの関数を使った表作成

関数はもうほとんど覚えているのでなんとか解けました。

ここでも、時間は気になりますが、間違えないようゆっくり打つことを意識して回答していきます。

そのつぎにソート、グラフ作成…

この二か所も問題的には難しくなく打ち込みの間違いがないかを気にしながら進めていきます。

ここまではエクセルでの問題です。

最後に解くのはワードを使った文書作成

ここが打ち込み経験の少ない自分にとって最大の難問でした。

まずは得点の高い文書内の表作成

問題用紙の例を見ながら作っていきます。

この時に、周りから聞こえてくる打ち込み音が加速して聞こえてきました。

そう、ほかの受験者で表作成が終わり、最後の文章打ち込みに取り掛かっている人がでてきているのです。

周りからの加速した打ち込み音が体感時間を加速させていきました。

落ち着こうとしてもやはり焦ってきます。

なんとか時間はまだある、まだあると自分に言い聞かせながら残りの時間

ゆっくり正確に打ち込んでいきました。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄試験終了。

何とか全部打ち終えて終了しました。見返す時間はありませんでした。

 

それから二週間後の合格発表…

合格でした!

 

その数週間あと合格証書を受け取り

そのときに点数も発表されました。

99点であと1点で100点満点でした。

1点足りなかったもののうれしかったです!

 

パソコン教室に通って約2か月

2級試験で得たものそれは…

経験すれば経験した分だけ技術は磨かれるという体験と、試験は今の自分とゆっくり向き合う時間という体験です。

 

何かを始めて、うまくいかなかくてもそのうまくいかない経験でまた技術は磨かれていくと思います。